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スマートドラッグが個人輸入禁止へ、規制対象や時期はいつ?代わりは?

スマートドラッグが個人輸入禁止へ、規制対象や時期はいつ?代わりは?

90年代後半にアメリカでブレイクし、日本でも知ってる人は知っていた「頭が良くなる薬」ことスマートドラッグ。

2016年頃から受験や資格試験などでまた使う人が増え始めて日本でリバイバルの兆しがあったスマートドラッグですが、残念ながら日本では近く今後個人輸入が全面禁止となる見込みのようです。

なので、今回はそんなスマドラ問題について「なぜ個人輸入が禁止されることになったのか?」「規制はいつから始まるのか?」「規制対象や代わりに使える薬は?」といったスマートドラッグユーザの方の疑問にお答えしていこうと思います。

なぜ個人輸入が規制・禁止になるのか?

スマートドラッグが個人輸入禁止へ、規制対象や時期はいつ?代わりは?

個人輸入が規制される背景についてはもうニュースで知ってる方も多いと思いますが、一応おさらいしておきましょう。

もともとスマートドラッグは痴呆症患者のために開発された脳の認知機能を強化するお薬で、これ以上の脳の老化を防ぐために使われてきました。しかし、健常者が服用しても記憶力や計算力、集中力が大幅に上昇したことから「頭が良くなる薬」「天才になれる薬」なんて名称で大流行することになったわけです。

しかし、これは今から20年も前の話。日本でも2000年頃から「知ってる人は知ってる薬」として長らく使われてきましたが、なぜ今さら薬の個人輸入が規制されることになったのでしょうか?

これは最近、受験や資格試験の勉強効率を高める用途でのスマートドラッグ人気が高まっているのに対して

「スマートドラッグ」を保護者が児童・生徒に服用させる事例があると報道されており、児童・生徒における心身の正常な発達を妨げるおそれや、継続的な乱用や他の薬物への乱用に繋がるおそれがある。
出典:第2回 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会 資料

と若年層のスマートドラッグ利用についての報道を厚生労働省が問題視したことが発端です。

スマートドラッグに関する報道の一例
スマートドラッグが個人輸入禁止へ、規制対象や時期はいつ?代わりは?

で、方向性としては今のところ

◆いわゆる「スマートドラッグ」をインターネット検索等によりリストアップし、医療関係団体、関係学会等の意見を踏まえて、取扱いを検討する。
◆文部科学省と連携し、児童・生徒やその保護者に対して、いわゆる「スマートドラッグ」を含め、医薬品の適正な使用に関する啓発を強化する。
出典:第2回 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会 資料

となっています。上記の文言だとマイルドな聞こえではありますが、要は「個人輸入禁止対象の薬リストをまず作成し、その後個人輸入を禁止する。」と考えて差し支えないでしょう。

規制対象となるスマートドラッグ(薬の有効成分)はどれ?

スマートドラッグが個人輸入禁止へ、規制対象や時期はいつ?代わりは?

スマートドラッグは、広い意味ではカフェインやDHA、ビタミンなどが入った健康食品…いわゆるサプリも含まれてきますが、一体どこからどこまでが規制されるのか気になっている方も多いでしょう。

先ほどの説明のとおり、現在は規制対象リスト作成中の段階なので定かではありませんが名指しで指定されている成分ピラセタムに関しては間違いなく規制がかかるものと思われます。薬の名前で言うと下記のヌートロピルやノーマブレインなどがピラセタムを含む薬ですね。

【ヌートロピル(nootropil)】

ヌートロピル(nootropil)

ヌートロピル(nootropil)は、スマートドラッグ(スマドラ)の一種です。有効成分のピラセタムには人間の脳機能を高める効果があり、摂取によって認知機能や記憶機能をはじめ脳力全般の向上が可能となります。日本ではミオカームの名称で長らく認知症の治療薬として使われてきました。特に脳機能のみを大幅に向上する効果があるため、主に業務や学習効率を上げる目的でも使用されています。

ヌートロピルの詳細はこちら

【ノーマブレイン(normabrain)】

ノーマブレイン(normabrain)

ノーマブレインはピラセタム400mgを含むスマートドラッグ(スマドラ)の一種です。もともとアルツハイマー型認知症の症状改善に使用されてきた薬ですが、健常者が使用しても脳の血流改善を促し記憶力向上や集中力アップ、また注意力の低下を防ぐなどの効果があります。近年日本でも徐々に認知され始め仕事の効率を高める、受験勉強や資格勉強の能率向上、といった目的で使用される方が増えています。

ノーマブレインの詳細はこちら

また、規制対象リストに含まれる成分は他にも

個人輸入禁止・規制が濃厚とされるスマドラ成分
  • ストラテラ(有効成分アトモキセチン)
  • ヒデルギン(有効成分ジヒドロエルゴトキシン)
  • 有効成分ビンポセチン
  • アーカリオン(有効成分スルブチアミン)
  • アシュワガンダ
  • ロディオラ・ロゼア(原材料イワベンケイ)
  • DMAE(有効成分ジメチルアミノエタノール)

などの有名どころはだいたい全部含まれてくるのでは?と予想されています。おそらく軒並みの成分は個人輸入が禁止されスマートドラッグとしての入手は近く完全に不可となるでしょう。

ピラセタムをはじめ現在スマートドラッグを使っている方は、駆け込み需要を考慮して今のうちに早めに自分の分を確保しておいた方がいいかもしれませんね。

スマートドラッグの規制・個人輸入禁止はいつから?

スマートドラッグが個人輸入禁止へ、規制対象や時期はいつ?代わりは?

規制や個人輸入禁止がいつ頃からになるのかは現在定かではありません。

しかし、直近の近い例では、向精神薬のデパスがパブリットコメントが出てから3ヶ月程度で個人輸入が全面規制されたことから年内に入手が不可となる可能性も十分考えられるでしょう。

※規制時期に関しては、新しい情報が入り次第こちらのページも更新していきますので、最新情報が気になる方はお手数ですが随時閲覧していただければと思います。

ピラセタムなどの代わりとして使えるスマートドラッグは?

スマートドラッグが個人輸入禁止へ、規制対象や時期はいつ?代わりは?

先の説明の通り、名指しで指定されてるのはピラセタムですが、報道のニュアンスでは全面的に規制される方向性であるように見受けられるので、いざ規制となった際にはストラテラやDMAEも一挙に入手不可となる可能性は非常に高いと見た方が良いでしょう。

そうなった場合、確実に代わりに使える候補としては以下の成分が挙げられます。効果は医薬品としてのスマートドラッグよりはかなり劣りますが、その分手軽に入手できる点は楽かもしれませんね。

○イチョウ葉、DHA
脳への血流を改善する効果あり。DHCをはじめ多くの会社からサプリが発売されているのでスーパーやコンビニでも入手可能です。

○カフェイン
言わずと知れた成分。薬局やドラッグストアなどで販売されているカフェインを凝縮したエスタロンモカなどが有名ですね。覚醒作用がありますが、胃が荒れるのと依存性も指摘されているので過剰摂取にはご注意を。

○フルスルチアミン
記憶力をUPさせるほか、覚醒作用もあり。懐事情に応じたタイプのアリナミンで摂取しましょう。お金がある方はにんにく注射でもOK。

Text:市木洋介

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